ダスキンの勘定科目
今日のお話しする内容はダスキンや日本リースが提供するサービスについてどのような科目で処理するのかを説明します。
まずは、内容のチェックを行います。
というのも、様々な内容が含まれているので分解する必要があります。
内容で分けよう
まずは一般的な会社であれば、次のような分け方になります。
1.リースか?購入か?
モップやマットなど定期的に交換してくれるサービスと洗剤やキッチンペーパーなど購入するものかに分けます。
①モップやマットなどのリースは「リース料」「衛生費」などで処理します。
②洗剤など購入したのであれば、「消耗品」「衛生費」で処理します。
2.飲食店や工場であるのは「ネズミやゴキブリなどの害虫駆除」これも「衛生費」で処理します。
3.事務所の清掃なども「衛生費」で処理をしましょう。
このように色々あるのですが、統一して使用すれば問題はありません。
ちなみに当社では「衛生費」で統一しております。
4.水のウォーターサーバーやコーヒーマシーンの貸し付けの場合は
お客様に「ご自由にお飲みください」という趣旨であれば「販売促進費」
従業員の福利厚生であるのであれば「福利厚生費」
この場合だけ、分けておいたほうがいいと思います。
というのも、お客様に「ご自由にお飲みください」という行為を「交際費」とみなされる可能性があります。
「交際費」に関しては別のコラムを参照してください。
業種で分けよう
不動産会社であれば、入退去の時に清掃をしますので、「修繕費」「不動産維持費」などを使うことになります。
ちなみに当社では「不動産維持費」で処理をします。
このように、業種で科目を使い分けることがあります。
最後に
なお、社宅の清掃費の場合には、福利厚生費勘定になります。
社宅自体が福利厚生費ですので、それに付随するものも福利厚生費という考えです。
内容によって勘定科目が異なることがありますので、注意して下さい。
ちなみに雑費は極力使わないことも大切です。 (これは別の機会に)