はじめに
「この作業はあとでやろう」、
「今週、期末テストだけど明日から勉強すればいいか」
と考えた経験のある方は多いのではないでしょうか?
そして、ギリギリで仕上げて、「今度から先延ばししないで、早めにやろう!」
と思ったのに、同じことを繰返してしまう・・・
そんなことないでしょうか?
今回は、そんな先延ばし癖をなくす方法をご紹介します。
なんで先延ばししてしまうのか
それは、その作業を「苦手」としているからです。
大きなくくりで「この仕事は好きだけど、この工程のこの部分が苦手」と感じた場合怒ります。
仕事を始めるまで、気が重くなってしまい、感情で行動にブレーキをかけてしまう。
そんな取り掛かりをするために行うのが「チャンクダウン」と「ベイビーステップ」です。
チャンクダウンで細かく作業を分けよう
チャンクダウンとは、チャンクは塊、ダウンは小さくするなので、塊を砕いて分解することでしょうか。
仕事で言えば、報告書を作成するときに
「何を報告するのか」→結果
「どうしてこうなったのか」→行程(いいも悪いも・・・)
と最初から大きく分けます。
そうすることで、取り掛かりの段階で考える時間を大幅に減らせます。
さらに、「なぜこの会社に営業をかけようとおもったのか?」「なぜうまくいったのか?」などチャンクダウンしていくとさらに書きやすくなります。
チャンクダウンのコツは、「小さな作業まで小さくする」です。
そうすることで、具体化して小さな作業に分けてしまえば、行動することへの心理的負荷が下がるということです。
当社の例
最終目標は財務分析→当月試算表、当月比較試算表、前期比較試算表、年間推移試算表の完成。
当月試算表→コメント書き→試算表完成→当月入力→資料収集→クライアント訪問
がチャンクダウンです。
ベイビーステップで少しずつやってみる。
ベイビーステップとは、その言葉とおり、赤ちゃんの歩みのように一歩一歩少しずつ始めていくということです。
チャンクダウンした塊は、それぞれの作業が小さくなっていますから、チャンクダウンした作業を10分だけやってみる。なども効果的です。
難易度を下げる場合は、ただ資料を集めるだけ、タイトルだけを考える、など小さいことで構いません。
どんな状態でも、取り掛かり始めたらなんとなくやる気になってきます。
取り掛かりのハードルを下げることで、先延ばしをしにくくなるのです。
チャンクダウンとベイビーステップの実例
当社の場合は、クラウドとアナログが混在していますので
領収証を手入力することがまだ多いです。
クラウドで読み込んでも、誤認率が高くて修正が必要だからです。
(昔と比べてかなり進歩しましたが・・・)
ですので
やる気が出ないときには、領収証をチャンクダウンします。
①クラウドで読み込めそうな領収証を選別する。(印刷か手書きか)
②修正と手入力を想定し、お店別を最優先に選別。
③残った領収証を大きさや形で選別する。
こうすると、山のような領収証をベイビーステップで①を10分して、
違うことして②③をするとすることをでいつのまにか終わります。
おわりに
いかがでしょうか?
今回は、先延ばしをしない「チャンクダウンとベイビーステップ」を解説しましたが、難しいことはありません。
苦手なことは細かく分ける!
やってみましょう。
一日一新
ちょっとブログが見やすくなりました。