現在志向バイアスでよく考えて行動する

人は未来の「見えない利益」より、今ある「見える利益」を優先する。

この心理傾向は、行動心理学の第一人者ダニエル・カーネマンによって提唱されました。

行動経済学は、従来の経済学は「人は合理的に行動するもの」でしたが、「人の行動は合理的でない心理的な作用に大きく影響する」という経済行動の法則を研究してる学問です。

この心理傾向は、日常生活にもあります。

小学生のころ、夏休みの宿題が最終日になっても終わらなくて、怒られながら仕上げたことがあると思います。

これは、「今日から1ページづつすれば最終日には余裕で終わる」という合理的な行動が「夏休みは、今しかない!遊びたい!楽しまなないと!」という合理的ではない考えが影響しています。

論理的に考える

人類は、狩猟から始まり、戦いを繰返し、一年後の利益どころか、明日のわが身さえも分からない環境で生き抜いてきました。

世が世なら「1年後確実に得をします」といって「利益を保証するものではありません」などと言ったら、その場で斬られたかもしれません。

そう考えると、この現在志向バイアスは「平和の証」なのかもしれません。

現代の平和な世の中、現在の自分が目の前の利益に傾いていると感じたならば、一旦冷静になって論理的に考えてみる必要があります。

1.この選択は本当に利益があるのか

2.この選択は本当に自分が望んでいることなのか

3.自分はどこに利益を感じているのか

このように、得られる利益を論理的に考えることで、より自分に利益のある選択をすることができます。

これをマーケティングに生かすには、

すぐに権利を強調することで、利益が目の前にあることを消費者に知らせることができます。

「明日には効果が出ますよ」「申し込んだ当日から使えます」などですね。

現在志向バイアスで受ける利益

まず、欲という本能と、それを抑制する理性があります。

しかしながら、現在志向バイアスでとるべき行動は「論理的に考える」ことですので、現在志向バイアスに惑わされない意思決定を可能にすることが必要となります。

例えば

1.自らの人生においての視点を複数確立する。

これを確立するには、

思った以上に近視眼的に短期目線で人生を見直す。

未来のことは不確定。

これを常識や定石としてしまうことに思考停止が生じます。

思考停止とは、無防備で隙を晒すことですので、意思決定を下すという習慣を身につけないといけません。

2.この選択は本当に利益があるのか?

これは利益を現在に確定することが最適となります。

さらに、推奨するべきではありませんが、現在志向バイアスによって人を惑わすという能力を身につけることもできます。

例えば、「不労所得、あなたもすぐ稼げます!」という文言では、甘い+甘い+甘いの言葉の連発で怪しさが倍増しています。

おそらく、本人はおかしくなっているのでと思います。

これを「不労所得、あなたも一年後に確実に稼げます!」とすると、多少なりに「冷静さ」を感じます。

人は思った以上に現在しか見ておらず、それが問題であるとも認識してないことが多いです。

最後に

私たちに重要なのは「過去」でもなく「未来」でもなく、「今」であり「現在です」

しかし、現在を優先するあまり、未来や家族、周囲の方に迷惑をかけることは絶対に許されません。

時と場合、実況をしっかりと見つめたうえで、冷静な判断と意思決定を可能としたいものです。

現在志向バイアスを知り、判断基準をよく見極めてはいかがでしょう?

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